大手メーカーの取り組み1

家電リサイクル法でのリサイクル料金の仕組みや取り組みは、それぞれの製造元メーカーにより異なり考え方にも違いがあります。ここでは大手電化製品の製造会社であるシャープとソニーについて考えてみたいと思います。

まずはシャープから。
「液晶といえばシャープ」という代名詞がつくほど、特に世界的に液晶テレビの分野には世界的には有名ですし、液晶テレビのみならず世界的に有名な企業ですね。家電製品の中にシャープ製のものが含まれているといったご家庭も多いと思います。企業側としてもリサイクルへの取り組みにはことに力を注いでいく必要のある企業の一つといえるのかもしれません。では具体的にリサイクル法適用品目の料金体系はどのように示されているのでしょうか。また環境問題にたいしてどのような取り組みが成されているのでしょうか。

先ほどの例に挙げた「液晶テレビ」に関しては2008年12月に家電リサイクル法の一部改正により新たに特定家庭用機器として追加されました。このことによりラウン管テレビ同様、サイズ(インチ数)によってリサイクル料金の設定をしています。ですので今までのブラウン管テレビ同様、同じリサイクル料金で引き取ってくれますので、種類に関係なくわかりやすい料金設定です。テレビ以外にも洗濯機と衣類乾燥機も同じ料金設定です。

具体的な環境への取り組みとしてはシャープが独自に作成したガイドライン「グリーンプロダクトガイドライン」という製造段階においても環境により配慮した商品企画、商品設計を心がけ配慮した商品作りに力を注いでいます。またリサイクルの分野においては液晶テレビの解体処理、やそれに伴う部品の再商品化の効率を高めるといった研究も盛んです。

では次に「ソニー」ではどうでしょうか。
この企業はエアコン、冷蔵庫、洗濯機は販売も製造もしていません。ですので家電リサイクル法の対象品目の1つテレビのみを引き受けています。
さらにソニー製のテレビであること。またはソニー製のテレビを新たに購入する際に廃棄するテレビがある(ソニー製のみ)場合に限ります。また廃棄したいテレビがブラウン管の場合はチューナー内蔵のものに限り引き受けしてくれるというものです。
また付属品でも引き取りする際、それぞれ限られた品目にのみ引取りですのであらかじめ知っておくことが必要です。または廃棄をしたいテレビが出た場合、その自宅へ直接、ソニーの契約回収業者が引き取りとりに行く形となります。よって配線等をご自分ではずしておいた状態で軒先での引き渡しです。他の作業が伴う場合は別途追加料金が発生する場合がありますので注意が必要です。